アドラー心理学研究会 in 旭川 第2回勉強会

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アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。10月15日(日)、旭川での第2回アドラー心理学研究会が無事に終了しました。7月に第1回を開催し、その時の参加者も再受講していただきました。13名参加、初参加は3名。札幌からも1名、力強い助っ人が同行してくれました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

会場は今回がこけら落としとなった、報恩寺さんの新築の「つきかげホール」をお借りしました。明るくてたいへん快適なお部屋でした! ありがとうございました。

今回のテーマは、「私のメガネを通してみる世界~ アドラー心理学のライフスタイル」です。

ライフスタイルとは、人生に対して個人特有の考え方や見方、感じ方のことで、信念が自分の判断や性格を保持する原因なので、ライフスタイルが変わると物の見方、感じ方が変わることがあります。それにより感情や行動にも変化が起こり、性格が変わったと周りから思われることもあります。

ライフスタイルは、以下の3つの信念から成り立っていて、私たちはつねにそれを通して世の中を見ているというのがアドラーの考え方です。

●自己概念:「私」に関する主観的信念のすべて。現在の経験や主要な出来事が基礎となっている。共感や責任感を形成するベースになる。
「自分が好き!」「私には価値がない」「私は太っている」など。

●世界像:自己ではないものに関するすべての信念。自己概念を明らかにする背景。
異なる人種や民族などに関する様々な判断。
「美人は一生得をする」「人生とは・・・」「社会は・・・」「学校/職場は・・・」「男/女とは・・・」

●自己理想:人が切望する夢や希望は、この信念が源になっている。ゆえに、未来に視点を向けているので目的論を含む。よりよい世界を望んだり、可能性を描く能力ものこの中にある。しかし、これを達成できていないことから自分を責めてしまうのも自己理想に含まれる。使い方によっては劣等感の原因にもなる。
「人から好かれるために、私は~すべきだ(すべきでない)」
「成功するためには、私は~すべきだ(すべきでない)」など。

実際に自分のこだわりを意識してみたり、実体験に照らし合わせてみたりと、今回は全体でのシェアリングの時間が多く取れ、中身の濃い時間を過ごせました。

再受講の方、初参加の方みなさんが一緒になって、和気あいあいとグループワークできました。

ランチは旭川の醤油ラーメン「天金」で、そして古民家を改装した素敵なカフェと、地元スタッフにアテンドいただき、感謝です。

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次回の旭川開催は12月10日(日)、場所は今回と同じ、報恩寺さんの「つきかげホール」です。

詳細とお申込みは、こちらからお願いいたします。
みなさん、またお会いしましょう!


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