
こんにちは!アドラー心理学研究会Plus代表の佐高葵月代です。
1月17日(土)と18日(日・オンライン)に、第153回アドラー心理学研究会Plusを開催しました。
今年最初の研究会のテーマは「『今の私』をひらく ― 気づきから始まる勇気づけ(自己観察・マインドフルネス × アドラー心理学の認知論)」です。
年のはじまりというと、「変わらなきゃ」「目標を立てなきゃ」と、つい未来へ意識が向きがちです。
けれど今回は、あえてそこから少し距離を取り、“今の私に気づくこと”そのものを、勇気づけの出発点にする——
そんな時間を大切にしました。
勇気づけは、気づきから始まる
アドラー心理学でいう勇気づけは、自分を奮い立たせることでも、無理に前向きになることでもありません。
まず必要なのは、今の自分を置き去りにしないこと。
・今、どんな気持ちでいるのか
・どんな身体感覚があるのか
・どんな言葉を、自分にかけているのか
それに気づき、そっと認めること自体が、すでに「自分を支える選択」なのだということを、講義では丁寧に確認していきました。
ワーク:「今の私」に気づいてみる
後半は、内省のワークを行いました。
静かに自分の内側に目を向け、今の状態を言葉にしてみる時間です。
印象的だったのは、参加者の「今」が、とても多様だったこと。
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- これまで自分を後回しにしてきたけれど、
「もう一度、自分と手をつなぎ直そう」と感じた方 - 何かを変えようとしなくても、
今は穏やかで、平穏な自分がここにいると気づいた方 - 大きな答えは出なくても、
「立ち止まっていい」と思えたことが、ひとつの安心になった方
- これまで自分を後回しにしてきたけれど、
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- どの気づきも、優劣はなく、
その人にとっての大切な“今”でした。
それぞれの場所から始まる勇気づけ
今回あらためて感じたのは、勇気づけは「同じ方向に進むこと」ではない、ということです。
前に進き始める人もいれば、立ち止まって呼吸を整える人もいる。
どちらも、自分の感覚を大切にした選択であり、そこに勇気づけが息づいています。
今の私に気づくことは、未来を止めることではなく、未来への入口をひらくこと。
その入口は、人それぞれ違っていていいのだと、あたたかく実感できる時間となりました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました🌱
次回のご案内
次回、第154回アドラー心理学研究会Plusは、2月28日(土)札幌市民交流プラザ 2階 ミーティングルーム1、
3月1日(日)ZOOMで開催します。
テーマは、「自分に向けるまなざしを整える ― 自己批判から自己共感へ(セルフ・コンパッション × アドラー心理学の勇気づけ)」です。
私たちは知らず知らずのうちに、自分にいちばん厳しい言葉を向けてしまうことがあります。
自己批判の声は、良くなろうとする気持ちから生まれている一方で、心を疲れさせ、立ち止まらせてしまうことも少なくありません。
2月の研究会では、セルフ・コンパッション(自己共感)とアドラー心理学の勇気づけを手がかりに、自分に向ける“まなざし”をやさしく整え直すそんな時間を大切にしていきます。
ぜひご参加ください❣️

















