北海道看護協会 札幌第1支部でのアドラー心理学とセルフ・コンパッションの講演

smaccのセラピスト 佐高葵月代です。2022年9月3日、北海道看護協会 札幌第1支部様からのご依頼で、北海道看護専門学校からハイブリッド型のオンライン講演をさせていただきました。テーマは「セルフ・コンパッション~勇気と思いやりをもって生きる~」で、2時間30分の講演でした。
札幌第1支部様からは昨年も講演のご依頼をいただき、今年で2年連続でお話する機会をいただきました。
コロナ禍でなかなか大勢を目の前にしての講演ができませんが、今回は90名近い方からのお申込みがあったと主催者から伺いました。お申込みいただいたみなさま、企画いただいた働き続けられる職場づくり推進委員のみなさま、ありがとうございました。

本講演では、

  1. 勇気を持つとは?
  2. セルフ・コンパッション
  3. 自己肯定感はどこへ行った?

というコンテンツで進めました。アドラー心理学の勇気づけとセルフ・コンパッションはとても親和性があり、ほとんどイコールと言っていいかもしれません。自分の人生に責任を持ち、自己決定性の元に歩んでいく際に必要な勇気は、自分の感情を大切にして自己理解を深め、他者と繋がっていくセルフ・コンパッションと同時に実践することで、アドラー心理学の共同体感覚が身に付くのを実感しています。

セルフ・コンパッションは単に感情を鎮めるための手法ではなく、科学的な根拠があることなども踏まえ、吸法や簡単な瞑想、ヨーガの実践も組み込みました。ウェビナーなので、参加者の方のお顔や音声はオフになっていて、画面越しに気配は感じられないのですが、終わった途端にたくさんの拍手とハートのリアクションが画面に広がり、心が温かくなりました。ありがとうございました。
参加者の看護職の皆さんが、仕事や人生に少しでもエッセンスを取り入れ、前向きに進んでいただけますよう、お祈りしています。

専門学校のエントランスには、何とも素敵なナイチンゲール像が。将来の看護師さんたちを見守る天使のようでした。


関連記事

「勇気づけ」と「マインドフルネス」を実践するアドラー心理学研究会Plus
看護職の専門誌に特集記事掲載!

ヨーガ教室開催日

最近の記事

記事カテゴリー

アーカイブ

PAGE TOP