講師の佐高 葵月代です。私は2010年からアドラー心理学、マインドフルネス、コンパッションを取り入れた研修や講演を行っています。椅子に座ってできるヨーガや呼吸法、マインドフルネス瞑想の実習を取り入れた内容にご好評いただいています。ZOOMを使ったオンライン講演や研修、集合型+ZOOMのハイブリッド型の講演等にも対応しております。
新型コロナウイルスの影響で心身の緊張が高まる中、今後ますます企業や個人のセルフケア、メンタルヘルスケアへの取り組みが重要視されます。ぜひ、実践的な講演や研修をご検討ください。
講演・研修で人気のテーマ
アドラー心理学 ~自尊心を育み、人間関係に前向きな変化をもたらす~
メンタルヘルス対策やストレスマネジメントに取組む職場が増えてきました。ところが、うつ病や不安症などの精神疾患や休職率は、なかなか減る傾向にありません。この問題を解決するには、職場環境を整えることと同時に、個人の自尊心や職場に対する貢献感などを育むことも大切な要素です。
「過去にとらわれることなく、勇気を持って前向きに自分の人生を歩むこと」「自分は孤立した存在ではなく、社会の一員であり貢献できる存在であること」これが、アルフレッド・アドラーが戦禍の人々を治療しながら、伝えてきたメッセージです。今の日本の社会にも、必要なエッセンスではないでしょうか。アドラー心理学には「勇気づけ」という大きなテーマがあります。勇気とは困難を克服する活力です。この勇気づけと表裏一体となるのが、「共同体感覚」というアドラー心理学の理論です。他者と関わり、共感、信頼、尊敬の3つの態度を身につけることで、自己受容と自己貢献感を育み、人と自分は関わり合いながら成長し、依存することなく、お互いを支え合うことを学んでいきます。
マインドフルネスとセルフ・コンパッション ~ ひとりひとりの個性を活かし、思いやりのある職場の形成 ~
マインドフルネスとは、「今、ここに生きている感覚」のことで、もともとは禅や瞑想法に由来します。それが脳科学や行動医学の中で発展を遂げ、注意集中力を高めるためのトレーニング体系として広まりました。近年、医療現場やストレス軽減プログラムとしてアメリカでは広く普及し、リラクセーションや注意力、洞察力を活かして、自分の人生を上手に管理する新しい力を開発する、ストレスコントロール法として高い評価を得ている心理療法です。当社では、ヨーガの簡単な体操や呼吸法や瞑想に重点を置き、研修後もひとりで継続して実習できる内容を指導しています。
これらの内容は、継続することで、緊張と弛緩を意識できるようになり、自律神経機能の調和を図ります。動きを取り入れることにより、筋肉が強化されるだけでなく、免疫力や脳神経も活性化されて認知症予防や、スポーツ選手のストレスマネジメントにも役立っています。
また近年、マインドフルネスを支える概念である「コンパッション」が注目されています。コンパッションとは「慈しみ、深い思いやり」という意味ですが、「自分や相手を深く理解し、役に立ちたいという純粋な思い、また、自分自身や相手と寄り添い、共にいる力」とも理解されています。講演や研修では、自己批判が強く自尊心が低い状態の改善や、レジリエンスの育成に役立つセルフ・コンパッションの内容もお話しています。
研修や講演内容は、受講者や時間によりご相談に応じます。下記のフォーム「研修・講演依頼」よりご要望をお知らせください。
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こころとからだのカウンセリングルーム
smacc (担当:佐高 葵月代)
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