暑くなってくると、冷えたものが欲しくなりますが、体が冷え過ぎないよう、時には煮込みもお勧めします。モロッコ風の鶏肉の煮込みは、レモンを皮ごと、トマトも入れるので、さわやかな酸味が特徴です。スープが油っこくなく、さらりと食べられます。
付け合わせには、パンもいいですが、クスクスはいかがでしょう?
クスクスは世界最小のパスタと言われ、茹でずに熱湯をかけてふやかすタイプ。写真のクスクスは、ターメリックとオリーブオイルで風味付けをしています。
材料:
骨付き鶏肉(手羽元など)6本
レモン 1個
玉ねぎ 大1個
ニンニク ひとかけ
トマト 1個
キノコ(マッシュルーム、マイタケ、しめじなど)お好みの量
※そのほかの具材としては、黒オリーブ、レーズン、栗なども合います。
白ワイン 少々
バター 大さじ1/2
塩レモン(または岩塩)適宜
こしょう 適宜
小麦粉 大さじ1
ブイヨンスープ(コンソメを溶いたもの)1カップ
オリーブオイル 大さじ2
作り方:
- 鶏肉に塩レモンか岩塩を軽く揉みこみ、こしょうをふり、30分程度なじませたあと、小麦粉をまぶす。
- 玉ねぎとニンニクを粗みじんに切る。レモンは縦半分に切り、6~8等分に切る(あまり小さくならないように)。
トマトは皮付きのまま、ざく切りに。 - オリーブオイルを温めて、強めの中火で鶏肉に焼き色が付くように焼く。
- いったん鶏肉を取り出して、残った油で2を炒める。
- 鶏肉と4の玉ねぎとニンニクを鍋に入れ、ブイヨンスープ、白ワイン、レモン、キノコ、トマトを入れて火にかける。沸騰したら弱火で20~30分煮込む。野菜から十分な水分は出るが、煮こんでいる途中に水分が足りないようだったら、水を少し足す。
- レモンがジャム状になって、スープにとろみがついてきたら、バターを入れて出来上がり。
- 仕上がりの塩加減をみて、足りないようだと調整する。
※レモンの皮の、とろりとした食感とほんのりとした苦みがクセになります!
※レモンは皮ごと使うので、国産の無農薬のものがベストですが、それ以外のものはしっかり洗うか、外側の皮を薄くそいでください。白いわたは、そのまま煮こんでOKです!
※冷えた白ワインによく合います。ソーヴィニヨン・ブランか、シャルドネをどうぞ!
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