【10月】関節グルグルで温めて

【smaccが毎月1回発行している、ヨーガやマインドフルネスの健康法、薬膳やアーユルヴェーダ、季節のメニュー情報をお届けするニューズレターです】

smaccのセラピスト 佐高葵月代です。暦のうえでは、秋は立秋(8月8日)から立冬(11月8日)の3ヶ月を指しますが、今年は残暑が厳しく、なかなか秋の訪れを感じられませんでした。みなさん、お元気ですか?。先月は秋の養生として、お勧めの食べ物をご紹介しましたが、今月は関節を温めて、毒素を出しやすくする動きをいくつか実習しましょう。朝起きて何となく動きづらかったり、関節が痛いほどではないけど鈍さを感じるときにおすすめのヨーガです。

  1. 手首グルグル:胸の前で手の指を組み、手首から肘までピッタリとくっつけて、手首をゆっくり回します。痛くなければ少し速めに20回ほど回し、逆回しも同様に行います。
  2. 膝グルグル:立った姿勢で、つま先から踵、膝をピッタリとくっつけて、膝を少し曲げて膝の上の方に手を添えます。足の裏が浮かないよう、膝を曲げたまま、【ゆっくりと】と20回ほど回します。逆回しも同様に行います。
  3. 肩グルグル:右手の指先を右肩につけ、肘は下げておきます。右肘で大きな円を描くようにして、下から上に回します。息を吸いながら上に上げ、肘が真上まで来たら、いったん動きを止めて、息を吐きながら回し下ろしてきます。5回ほど回したら、左も同様に。終わったら、左右を一緒に内回し、外回しを各5回行います。

※関節が痛い方は、無理をしないでください。
※身体の声に耳を傾け、自己責任のもとに行ってください。

Seasonal Food & Recipes

今月は、誰もが好きな「あの」おいも。煮ても焼いても揚げても美味しい、秋の旬の食材です。好きな天婦羅の具材ランキングでも、必ず上位にランクインしています!

サツマイモは、1600年ごろ、中国から日本に伝えられました。沖縄県から薩摩(鹿児島県)に伝わったので、サツマイモとよばれています。生産量は鹿児島県がダントツ1位、次いで茨城県、千葉県と続きます。夏が長く、適度に雨の多い地域で多く生産されるようです。

薬膳としての効能は、胃腸の働きを促進し、むくみや便通改善などが挙げられます。ただし、胃腸に膨満感がある人は、控えましょう。アーユルヴェーダでもサツマイモはこの季節にお勧めの食材ですが、消化に重く感じるときは、駆風作用(ガス抜き作用)のあるスパイスとしてクミンやシナモンなどを加える調理が良いでしょう。

そのまま蒸したり焼いたりしても手軽でよいのですが、サツマイモご飯は簡単に作れるレシピのひとつです。洗って泥を落としたサツマイモを、皮付きのまま食べやすい大きさに切って、少し水にさらしてアクを抜きます。その後、ご飯と一緒に炊くだけです。炊き上がったらざっくり混ぜて、黒ゴマを振って出来上がり。ニンジンとの相性も良いので、粗く刻んだニンジンを入れて炊いても、彩りが綺麗です!

冷えと乾きに気を付けて、秋を満喫しましょう!


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