道後温泉への旅

大昔は趣味が旅行と言えた時期もあったのだけど、仕事や生活環境の変化で、何かのついでに観光したり、仕事や学会の延長でちょっと温泉に寄ったりすることが増えて、「わざわざ行く!」という旅に出たのは久しぶりでした。

友人と2人で2泊3日で四国の愛媛県 道後温泉に行ってきました。
https://dogo.jp/
実は立案は4年前。お互いの親や義親の介護や看護、看取りなどあったり、コロナ禍でますます計画は先に延びてしまいました。だんだんと年を重ねてくると、たった2人だけの都合も、合わせるのが大変だということをあらためて実感しています。

なので、今回の旅は「念願叶ったり!」の温泉旅行なんです。
出発は11月14日。この日の札幌は早朝にみぞれが吹雪くほどの悪天候。
案の定飛行機の翼が凍結してしまい、溶かす作業で離陸が30分以上遅れ、羽田の乗り継ぎでは松山行きの飛行機が待つターミナルまで猛ダッシュでした。
羽田から松山までは1時間15分ほど。
到着した愛媛県は暖かくて身体がほっとする気候で、最高気温は18度ぐらいです。
暖かいと、歩く速度もゆっくり、のんびりしますね。
現在、道後温泉は保存修理の工事の真っ最中ですが、囲われた姿はそれなりに貴重な画かもしれません。
来年の9月をめどにオープンする予定とのこと。
一部の浴場は入浴可能でしたが、とにかく観光客が多くて…圧倒されて、今回は外湯は見送りました。
宿泊したホテルのお風呂で、ほぼ貸し切りでゆっくりできたのが、最高のひと時です。

コラージュ写真で旅の思い出を振り返ります。

  • 上段左:松山城。天守閣まで登りました。思った以上に急な階段ばかりで、ヒーヒーでした!
  • 上段中:ジューススタンドの、みかんジュース各種。ホテルのビュッフェでも数種類置いています。街中でも随所にショットで飲めるところがたくさんあります。観光案内所だったり、お土産屋さんだったり。場所によって値段が違います!
  • 上段右:名物の鯛めし。炊き込むタイプではなく、生卵と出汁の入った小鉢に、鯛の刺身を入れて、熱々の白飯にかけるという、漁師の船上ご飯とのこと。天然の真鯛の刺身は、ブリブリとしっかりした歯ごたえがあり、私の知っている鯛ではありませんでした(笑)。お上品に食べてる場合じゃないほど、美味しかったです!
  • 中段左:松山空港のみかんのステンドグラス。黄色が鮮やかで元気出ます!
  • 中段中:愛媛県イメージアップキャラクターの「みきゃん」。何だかほのぼのして可愛いですね。愛媛県庁のサイトにも堂々と出ています(笑)。https://www.pref.ehime.jp/h12200/mican-kanzume/profile_mican.html
  • 中段右:まさに「蛇口をひねれば、みかんジュース」!セレクトショップの中にあったジューススタンド。上段中のように数種類を飲み比べできます(700円ぐらい:参考価格)。
  • 下段左:またまた、みきゃんと(笑)。
  • 下段中:松山城の天守閣からの眺め。ほんっとうに、上るの大変でした~。上り切ったときの達成感、半端ないです。
  • 下段右:工事中の道後温泉。工事が終わったら、また来ます!

道後温泉には正岡子規について膨大な資料を集めた、松山市立子規記念博物館があります。約7万点近くの子規関係の収蔵資料などが展示されています。子規については有名な句ぐらいしか知らなかった私ですが、子規の人生や作家たちとの交流を知ることで、ドラマを見ているような気分になれました。子規がとても身近に感じる博物館でした。
https://shiki-museum.com/

今回は、ガツガツ観光せずに、マイペースでゆっくりと過ごせた3日間でした。温泉に入って、たくさん話せる贅沢。今の年代ならではの過ごし方かなと思いました。

今度はどこに行こう。旅の楽しみ、思い出してきました。


関連記事

「勇気づけ」と「マインドフルネス」を実践するアドラー心理学研究会Plus
看護職の専門誌に特集記事掲載!

ヨーガ教室開催日

最近の記事

記事カテゴリー

アーカイブ

PAGE TOP