【3月】股関節をゆるめよう①

【smaccが毎月1回発行している、ヨーガやマインドフルネスの健康法、薬膳やアーユルヴェーダ、季節のメニュー情報をお届けするニューズレターです】
こんにちは、smaccのセラピスト、佐高葵月代です。朝は明るくなるのが早くなり、夕方は日も長くなり、日差しが春らしくなりましたね。みなさん、お元気ですか?

季節が変わり始める春先、なんとなく体が重だるいなぁと感じることはありませんか? もしかすると、股関節がこわばっているのかもしれません。股関節は23もの筋肉に支えられながら、さまざまな動きをします。体の中心にあり、柔軟性があることで歩く・座る・立つなどの動作がスムーズになります。今月から数回にわたって、股関節をゆるめるポーズをご紹介します。

今月は、股関節の「梨状筋(りじょうきん)」に注目です。梨状筋は股関節の外旋(外側の捻じる動き)と内旋(内側の捻じる動き)をつかさどります。冬の間、雪道を歩くときに緊張しっぱなしだった股関節を、無理なく、しっかり呼吸を意識して、気持ちよく伸ばしながらほぐしてくださいね。

  1. 床に両脚を開いて座ります。
  2. 左足のかかとを股間に近づけ、右膝を曲げてかかとをお尻の後ろに持っていき、手で足首を持ちます。
  3. 息を吐きながら、つかんだ足を上へ引っ張り、身体を左側に少しねじり、5呼吸キープします。
  4. ゆっくり足を床に戻し、あと2セット行います。
  5. 逆側の足も同様に行います。

※足を引っ張るとき、太ももを回すイメージで、足の裏を天井に向けるように動かしましょう。
※膝や腰などに痛みを感じたら、無理に行わないようにしましょう。

Seasonal Food & Recipes

今月は種類も豊富、見るだけでウキウキするこの果物です!

春が近づくと、旬の食材が豊富になってきますね。今月は3月に旬を迎える「いちご」をご紹介します。健康効果や、美味しく食べるポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

🍓 いちごの薬膳効果
いちごは春を代表する果物のひとつ。薬膳では「涼性」とされ、体の余分な熱を冷ます働きがあります。特に、喉の渇きを潤したり、消化を助けたりする効果が期待できます。また、豊富なビタミンCが美肌や免疫力アップに役立つので、風邪予防にもおすすめです。

【おすすめの食べ方】
いちごはそのまま食べるのが一番シンプルですが、体が冷えやすい人は黒糖やハチミツをかけるとバランスが取れます。ヨーグルトと一緒に食べるのも、腸内環境を整えるのにぴったりです。

日本では、いちごの産地がいくつかありますが、特に以下の3県が有名です。

1位 栃木県:2万4,400トン
2位 福岡県:1万6,800トン
3位 熊本県:1万1,700トン

参考:都道府県別のいちごの生産量 2024年
https://minorasu.basf.co.jp/81013

栃木県は「とちおとめ」や「スカイベリー」、福岡県は「あまおう」、熊本県は「ゆうべに」など、それぞれの地域で美味しいいちごが育てられています。

北海道で路地物がとれるのはまだ先になりますので、それまでは他県の豊富ないちごをたくさん食べたいですね! 春は「肝」の働きが活発になり、気の巡りを良くすることが大切な季節。旬の食材を上手に取り入れて、心も体も元気に過ごしましょう!


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