アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。
1月17日(土)、アドラー心理学研究会(アドけん)第21回目の勉強会を開催しました。今回は初参加6名、総勢25名で勇気づけを学びました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
当日はものすごい暴風雪で、たくさんの方の帰宅の足に影響があったようです。
大変な中、ご参加ありがとうございました。m(_ _)m
今回はのテーマは「シンプルに生きるためのアドラー心理学」です。
アドラーは、こんなことを言っています。
人生が困難なのではない。
あなたが人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。
アルフレッド・アドラー
今回のテーマに沿って、私がアドラー心理学に出会って、シンプルさを感じた4つの点について挙げてみました。
(1)すべては自分で選んでいる。【自己選択性・自己決定性】
人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく、自ら運命を創造する力があります。
(2)そのままの自分を認める。【自己受容】
自己受容をするためには、自己否定をやめることです。できないことばかりに注目して、自分から点数をマイナスしていないでしょうか。「自分に価値があると思えるとき、人は勇気を持てる」とアドラーは言います。
(3)新しい考えを取り入れる。【ライフ・スタイルのイノベーション=信念の変革】
信念が変わると物の見方、感じ方が変わります。それにより感情や行動にも変化が起こります。これが、アドラーの中で「性格はいつでも変えられる」と言われるゆえんです。
(4)私の人生は私のもの、あなたの人生はあなたのもの。【課題分離】
相手の責任や人生まで背負い、それを自分のことのように重く感じることはないでしょうか。場合によっては共依存の関係に陥ることもあります。お互いの自立のために、お互いの課題や責任を共同体感覚のもとに、課題分離を意識します。
それぞれを実践するのには時間もかかりました。
ですが、この4つを意識することで、余計ないことに時間と感情を振り回されなくなりました。
そして今自分に起こっていることを、人のせいにしなくなり、自分が人生の舵取りをしているのを実感できるようになりました。とはいえ、やはり人間だもの、なかなか一筋縄でいかないことは今でも遭遇します。
自己受容するには、他者からの承認欲求を否定していくことが役立ちました。
他人を受け入れようと一生懸命になりすぎ、自分を受け入れるのが困難だったことにまず気づき、自分と向き合うことで、承認欲求はだんだん少なくなくなっていきました。
これらを何度となく繰り返すことで、自分の勇気づけが自然とできるようになったような気がしています。
次回以降の勉強会のスケジュールは以下の通りです。
場所は、いずれも「ちえりあ」で行います。
※参加者多数のため、会場を大きな研修室に変更しました。ご注意ください。
第22回 2月14日(土) 13:30?16:30 中研修室1
第23回 3月21日(土) 13:30?16:30 中研修室2
第24回 4月18日(土) 13:30?16:30 研修室5+6
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