smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。
今年は花見もかけ足になるような、春がぐんぐん進んだ連休でした。
時間があるようでなかった連休ですが、久しぶりにスイーツを作りました。
卵や乳製品を使わない、簡単でヘルシーなバナナブレッドです。
アーユルヴェーダ的には、卵を使っていないので、消化しやすくアグニも低下させません。
☆材料
完熟バナナ 250g(2本~2本半ぐらい)
ブラウンシュガー 150g
サラダ油 60cc
全粒粉 250g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ベーキングソーダ 小さじ1/2
- バナナとブラウンシュガーをボウルに入れて、ハンドミキサーでバナナが完全につぶれて、ふんわりしたペースト状になるまでよく混ぜる。
- 1にサラダ油を加えて混ぜたら、粉類をふるいにかけて入れて、ゴムべらでざっくりと混ぜる。
- オーブンシートを敷いた型(今回は21cm×11cmのパウンドケーキ型を使用)に2の生地を流し入れて、軽く空気を抜き、170~180度のオーブンで50分程度焼く。
竹串を刺してみて、生地がつかなければ出来上がり。
外側はカリッと、中味はしっとりと歯ごたえのある食感です。バナナの香りと優しい甘さが、朝食や小腹の空いた時にもお勧めです。
さて、アーユルヴェーダの豆知識を少しばかり。
日本では手軽に食べられているバナナですが、アーユルヴェーダでは、体質によって摂り方に注意がいろいろとあります。
まだ皮が青いような未熟なバナナは、ピッタとカパを減らし、ヴァータを増やします。しかし、熟したバナナはヴァータを減らし、ピッタとカパを増やします。
強精作用があり、筋肉、神経、生殖器官を強化すると言われています。
また、アーユルヴェーダでは、
・バナナは空腹時に単独で食べること
・バナナを食べた後は1時間程度は液体を摂らないこと
・夜にバナナを食べないこと
・牛乳やヨーグルトと一緒にバナナを摂らないこと
など、日本では「えー!」と驚くようなことが記されています。
特に、喘息や花粉症の症状が出ているときや、発熱、嘔吐、痰をともなう咳や鼻炎がある場合には極力控えることも勧められています。
これらは、バナナがカパを増やして症状を悪化させるのが理由とされています。熟したバナナによるピッタとカパの増大は、カルダモンを振りかけて食べると良いとされています。
私はカパ体質なので、バナナは普段から控えめにしていますが、自分で作ったものは、分量を調整できるので、安心して食べられます。たまにはおいしい紅茶とともに味わうのもいいですね。
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