smaccのヨーガ・セラピスト 佐高葵月代です。
寝苦しさはだいぶ解消されたものの、残暑が続きます。そろそろ夏の疲れが出やすい時期になりました。まだ冷たい食べものが恋しくなる日もありますが、少しずつ温かいものをとりいれるようにしてみましょう。
今の時期は、まだ道産のトウモロコシがたくさん出回っているので、スープはいかがでしょうか。以前、親しくしている八百屋さんから、大量のトウモロコシをいただく機会がありました。その八百屋さんから教えていただいた、トウモロコシのスープの作り方をご紹介します。
トウモロコシは、免疫力を高め、利尿作用があるためむくみ解消にも役立ちます。また、食物繊維とマグネシウムが豊富なことから、便秘解消にも強い味方になります。
- トウモロコシは、包丁でこそげとるようにして、実を芯からはずします。
- 実を鍋に入れて、水をひたひたより少なめに張り、塩をひとつまみ入れて、10分間蒸し煮にします。
- 蒸しあがったら汁ごとフードプロセッサーに入れ、豆乳を適量入れて、スイッチオン!
- 再び鍋に戻して温め、塩味を整えて出来上がり。
- 食べる時にオリーブオイルを少したらすと、香り豊かになります。飲むというより、食べるスープです!
2で蒸しあがった状態で、汁を切ってジッパー付きビニール袋に平に入れて、冷凍保存も可能です。使う分を割って取り出せるので、大変便利!コロッケの具や炒めものに重宝します。
さて、今度は身体を動かしましょう。今年の記録的な暑さを体験した身体は、思っている以上にストレスを受けています。 自律神経の乱れからくる、だるさや腰痛、関節痛などには、激しい運動よりは、呼吸を深くするゆっくりとした動きを反復するヨーガがお勧めです。 今月は、背中の張り解消と、腰痛予防の呼吸法を行いましょう。
- 足を前に伸ばして座ります。
- 膝を立てて、指先でつま先をしっかりつかみます。腕は伸ばしきらず、肘を曲げておくのがポイント。
- 息を吐きながら、かかとを少し前に動かします。この時、膝は曲げておいてください。
- つま先と指先を、少し強く引き合います。この時、腰の下の方が伸びるよう、背筋を伸ばしてください。目線はまっすぐです。
- 力を入れているので、多少呼吸が浅くなりますが、止めないように気をつけて、5呼吸数えます。
- 引き合う力を抜いて、足を伸ばし、手を後ろについて、座ったリラックスのポーズで5呼吸休みます。この時、腰の緊張を感じるようであれば、軽く腰を左右に振ります。
- 5呼吸休んだら、あと2回、1~6を繰り返します。
- 終わったら、リラックスのポーズで休み、背中の張りや腰のだるさの変化などに意識を向けて呼吸を続けます。
この動作は、緊張と弛緩を繰り返すことで、意識できない緊張を緩和します。この呼吸法の後は、ねじるポーズなどを取り入れて、腰回りと背中を緩めましょう。
※どのポーズも、身体の声を聴きながら無理をしないよう自己責任のもと、行ってください。
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