【5月】気温差に負けない身体づくり

smaccのセラピスト 佐高葵月代です。みなさん、お元気ですか? 今年の札幌は春が早くやってきたこともあり、急に気温が下がると身体が付いていかないという方も多いようです。風邪をひいたり、睡眠のリズムを崩したりと、自律神経が乱れることでだるさを感じるなどから「春バテ」という言葉も聞かれます。

自律神経の乱れには、ゆっくりお風呂に入ったり、静かな音楽を聴いたりしてリラックスするのがお勧めですが、じんわりと汗をかく運動も効果的です。マインドフルにストレッチやヨーガを実践するには、同じ動作をゆっくりと、反復すること。そうすることで身体の中に静かなリズムができ、安定していきます。

今月は、座位のねじりを行います。ねじりにはたくさんのバリエーションがありますが、今回ご紹介するのは背中や腰に負担が少ないタイプのねじりです。ねじるときは息を吐くのが、大切なポイントです。

  1. 座って足を伸ばし、右膝を立てて、左足をまたぎます。
  2. 右肘を右膝の内側に当て、右手は楽にします。
  3. 背筋を伸ばし、左手は左お尻の付近に置きます。この時、床と手の位置が合わず肩が下がる場合は、厚手の本やヨガブロックなどを支えにしてください。
  4. あごを下げないようにして、息を吐きながら肘と膝を軽く押し合って、身体を左にねじり、5呼吸キープ。
  5. 終わったら力を緩め、身体を正面に戻し、逆側も同様に。
  6. 左右を1ラウンドとして、3ラウンド行います。
  7. 終わったら、仰向けで休みます。

※背中や腰が痛い方は無理をしないでください。
※身体の声に耳を傾け、自己責任のもとに行ってください。

Seasonal Food & Recipes

札幌でも、そろそろ地物のアスパラガスが店頭に並び始めました。今月の旬の食材は、アスパラガスです。江戸時代に鑑賞用としてオランダからやってきたアスパラガスが、食用として広まったのは明治時代になってからと言われています。アスパラに含まれるアスパラギン酸はアミノ酸の一種で、疲労回復を促進します。栄養価はグリーンアスパラが勝りますが、ホワイトアスパラには鉄分が含まれています。

薬膳では「清熱滋養」(体内の余分な熱を冷まし、炎症を抑え、身体の栄養となる)の効果があるとされ、むくみの予防、血圧上昇の抑制、咳や喉の痛みの緩和に効果があるとされています。

アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カパの3つのドーシャを鎮静させる食材として勧められています。茹でても焼いても揚げても美味しいアスパラは、豊富なビタミン類が流出しないよう短時間で加熱するのがコツです。細いものは、さっと茹でてから水にさらし、塩昆布と一緒に軽く合わせて、浅漬けのようにしても美味しいです!


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