北海道看護協会札幌第2支部様の、マインドフルネスとレジリエンスの講演

smacc代表の佐高葵月代です。2024年9月28日、北海道看護協会札幌第2支部様からのご依頼で、「自己肯定感を高める働き方の提案」ー心のしなやかさ”レジリエンス”を育むー」をテーマにハイブリッド型での講演をさせていただきました。場所は大通公園が目の前にある札幌ビューホテル大通公園です。土曜日にもかかわらず、多くのみなさまにご参加いただきまして、ありがとうございました。

今回は様々なストレスが多い職場において、レジリエンスを育みながら、自分の感情をないがしろにしないセルフ・コンパッションの実習をすることで、ストレスの捉え方を変えていく内容でお話ししました。レジリエンスとは、ストレスを受けた時に元のコンディションに戻れる【心の回復力】であり、【変化への適応力】のことです。ストレスに柔軟に対応できる心の筋肉とも言えます。

アメリカ心理学会はレジリエンスを「逆境、心的外傷、悲劇、脅威、人間関係問題、深刻な健康問題などから起こるストレスに、うまく適応する力」と定義しています。レジリエンスを阻むものとして、被害者意識や挫折感、自己批判から生まれるネガティブな感情(劣等感)があります。これらの感情をないがしろにせず、行動するエネルギーに替えていくことも大切です。自己肯定感と自己効力感を増やして、自尊心を育むトレーニング方法についてもお話ししました。

実は北海道看護協会札幌第2支部様では、9年前の私の誕生日の日に講演をさせていただいたことがありました。この時も会場にたくさんの方がお集まりいただき、最後は参加者の方の提案で、ハッピーバースデーの大合唱をしていただきました。多くの感動をいただき、嬉し涙で会場を去ったという講師冥利に尽きる思い出です。あれから9年、同じ時期での講演の機会をいただいたことに、深いご縁を感じています。

講演を企画運営に携わった「働き続けられる職場づくり推進委員会」のみなさまにも、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。


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