料理好きのヨーガ・セラピスト(笑) smaccの佐高 葵月代です。
先日、友人宅でごちそうになった、インド料理の「ムング豆と人参のサラダ」をご紹介します。
ムング豆はインド原産の豆で、日本では緑豆(りょくとう)して知られています。インドではサラダのほかに、すりつぶしてカレーやスープにも使われる、ポピュラーな豆のようです。
今回は、このムング豆を生でいただきますが、このままスプラウトに育てることもできます!
材料 約4人前
ムング豆 1/2カップ
ニンジン 大1本
ショウガ ひとかけ
玉ねぎ 小1/4個
レモン汁 少々
グリーンチリ(青南蛮) 1/2本
※辛味を出すものなので、辛いのがお好きな方はどうぞ。
塩 適宜
オリーブオイル 大さじ2
マスタードシード 大さじ1/2
ターメリックパウダー 小さじ1
(1)ムング豆は、よく洗って、一晩たっぷりの水で戻します。加熱せずに使います。
(2)生姜とニンジンは短めの千切りに、玉ねぎは細かいみじん切りにして、ガラスやステンレスのボウルに入れる。
※後ほど熱いオイルを回しかけるので、耐熱性のものを!
(3)小さめのフライパンに、オリーブオイルを入れて、弱火にかけてマスタードシードを入れ、すぐに蓋をします。間もなくパチパチとはじける音が聞こえてくるので、音が収まってきたら、ターメリックパウダー)と、グリーンチリを刻んだものを入れ、全体を馴染ませる。
(4)(2)に、(3)の油をゆっくりとまわしかけます。この時に、ジュッと音がして油がはねるので気を付けて!
(5)全体をよく混ぜて、レモン汁と塩で味を整えて出来上がりです。
(6)1時間ぐらい冷蔵庫で落ち着かせると、味が染みます。
★友人は、ギーというインドで使われている無塩バターから精製したオイルで、本格的に作ってくれました。私はオリーブオイルで代用しました。
★ムング豆は、噛むと豆本来の味がして、後からほんのり甘味がきます。豆が苦手な方はちょっと青臭く感じるかもしれません。戻したムング豆を食べてみて、青臭いと思ったら、一度沸騰したお湯に通すと、クセがなくなります。
★料理で「レモン汁を少々」って困ることありませんが? レモンは切ると風味が落ちて、日持ちもしません。
私は買ってきたレモンをしっかり洗い、半分に切って冷凍しておきます。今回のレシピのように、酸味や香りに少しだけ使う時は、冷凍庫から取り出して、おろし器で適量をおろして使います。皮ごとすりおろされるので、切りたての風味が楽しめます。
熱いオイルが一気に素材に染みて、後を引くおいしさです。
ニンジンがおいしい季節に、ぜひ作ってみてくださいね!
【おいしい効能】
・ムング豆には、解熱、解毒、消炎作用があると言われています。
アーユルヴェーダでは、すべての体質の人に向いている食材です。
・ニンジンはカロテンがたっぷりで、免疫力をUPします。
・マスタードシードは、消化促進効果やアンチエイジング効果があるとされます。
薬用としては打ち身などの痛みの緩和にも使われるそうです。
レシピを参考にサラダを作りました。薬膳ごはんのお店で出てくるような、オシャレで美味しいサラダに感激しました。
豆サラダに憧れ、市場でムング豆を買ったはいいものの、日本語のレシピが少なかったので、とても参考になりました。材料も手に入りやすくて、有り難かったです。
なつこさん、コメントありがとうございました!
ムング豆、身体に優しい食材なので、私も大好きです。
カレーやスープにしてもおいしいですよ。
別の記事に載せているので、ご参考ください。
https://smacc.jp/news/715/