【9月】身体の潤いを大切に!

img_2017Septembersmaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。今年の夏は、いろんな記録を出した北海道。7月上旬に札幌で3日間も真夏日が続くのは、125年ぶりのことだそうです。そして8月に札幌で13度を下回るのは37年ぶりとあって、季節の変わり目に身体がついていくのも大変です。

この時期は、喉や鼻などに違和感を感じる方が増えてきます。中医学では、秋は空気が乾燥しやすいので「燥邪」という邪気が入ると考えます。燥邪は肺に影響するので、鼻や喉、気管支などに不調が出やすいのです。その他、大腸や皮膚なども燥邪の影響を受けますので、乾燥からくる便秘や肌荒れにも注意しましょう。

食養生から考えると、「辛味」のあるものを積極的に摂りたいものです。ショウガやネギ、シソや大根など、意識して取り入れてみましょう。咳に効くとされるのは、梨、ゴボウ、レンコン、ゆり根、みかんなど。お肌には、はちみつや白きくらげ、手羽先、ゴマなどを摂って、潤いを保ちましょう。

今月は頭痛予防にもなる、首と肩回りのストレッチ呼吸法です。立っても座った姿勢でもできるので、覚えてくださいね。

  1. 両手を頭の後ろに回し、指を組み、手のひらを後頭部に当てます。背筋と首筋をスッと伸ばすのを忘れずに。
  2. 息を吐きながら、肘を前に寄せてきます。
  3. 息を吐きながら、今度は肘を開いていきます。真横に肘が開いたら、肩甲骨同士を少し寄せるようにして、あと少し肘を後ろに引くようにして、胸を開きます。
  4. 息を吐きながら、後頭部と頭を押しあいます。この時に強く押しすぎないこと。お腹がゆっくり凹んでいくのを意識してみましょう。押し合ったまま5呼吸数えます。
  5. 息を吸って力を緩め、息を吐きながら、ゆっくりと指をほどいて手を下します。
  6. 力を抜いて5呼吸休んでから、3回ほど繰り返します。この時に、指先に血流が戻る感じや、肩や頭の感覚の変化に意識を向けながら休みます。

※ポーズをキープすることよりも、呼吸と身体の変化を意識的に感じることが大事です。
※すべての動作は、体調に合わせて、自己責任のもとに行ってください。
※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。当方では責任を負いかねます。


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