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アドラー心理学研究会 第53回勉強会

170923

アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。
9月23日(土)第53回の研究会が無事に終わりました。参加者数27名、初参加の方4名をお迎えしました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今月のテーマは「アドラー心理学で、やる気を考える」です。

『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』には、「やる気が出ない」のではなく「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。とあります。

やる気がないのは「やる気を起こすのを抑えられている」状態。無理にやる気を出させるのではなくて、「やる気を抑えている(くじいている)かに気づき、それをやめればいい。勇気を駆使してやる気を起こす! アドラー心理学において「勇気」とは困難を克服する活力です。やる気というのは、勇気のことです。

勇気とは、自身の行動への決断の態度を現わしていると考えられ、勇気がくじかれたということは、行動しないことを消極的に決断したということになります。

今回は、アドラーの研究者であるドン・ディンクメイヤー、ルドルフ・ドライカース著の『子どもにやる気を起こさせる方法』を参考にして、「やる気をくじくきっかけ」について学び、自分の体験をシェアするワークを行いました。

①劣等感
人と比べて落ち込むのではなく、昨日の自分と比べて、少しでも進歩を見つけて、それを認めていく。自分を低く評価することは、やる気をくじく原因。ダメなところに注目せず、すでにできているところに意識を向けること。

②完璧主義
完璧主義や、目先のことばかり見ていると、やる気がくじかれることが多くなります。

③人にやらされているという意識
外発的動機づけとは、外部からの誘因で動機づけすること(金銭的なご褒美など)。これらは短期的には効果があるが、物理的な限界があり、目標達成しなければ与えられないという点から、長続きしません。

④感情に流される
やる気のない人は、何らかの不安を持っていて、やる気のある人は、心に何の不安も持っていない人。不安を持っている人は、感情的なものに支配されるが、勇気ある人は感情的なものに支配されません。

⑤居場所(共同体)のなさ
「自分の居場所がなくなる」ことは、やる気をくじきます。居場所には家庭や職場など物理的な場所のほか、自分は役に立つ人間だ、大切にされている、という意識的なものもある。「自分はこの共同体に必要な人間だ」、「ここでの経験は自分を成長させてくれる」という意識は、やる気を起こさせる力強い原動力が勇気を生みます。

私たちは、いったん「できない」「無駄だ」と信じ込むと、その核心を強化するために、自分に都合の良いものだけを取り入れようとします。その結果、やる気のない状態を選択してしまいがちです。過去の経験だけでは、現在の行動を別な新しい行動に変えることはできません。

今、やる気が起こらないことに取り組むために、具体的にどんな行動を起こしますか? 小さなことでも良いのです。まずは行動に移してみませんか。

今後の予定です。

第54回 10月21日(土) 中研修室2(2F)ワールドカフェを予定しています。
第55回 11月25日(土) 中研修室1(2F)

10月8日(日・祝)は第3回宿泊研修を、札幌市保養センター 駒岡で開催します。この研修は、研究会員のみの参加とさせていただいております。

下記のバナーからリンクしたページで、お申込みいただけます。
みなさんにお会いできるのを、楽しみにしています!

旭川でのアドラー心理学研究会開催も10月、12月の開催決定!
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2017/09/24 11:08