smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。9月6日の北海道胆振東部地震のあと、気候が不安定になったり、台風がやってきたりと、天候や震災の影響を受けて、体調のアップダウンが激しい方が多いようです。
この時期は空気も乾燥してくるので、喉や鼻に違和感を感じる時期でもあります。風邪も流行り始める季節でもあるので、鼻呼吸を意識して、深い呼吸をしてみましょう。胸や背中に張りや凝りを感じる時は、緩めて呼吸を楽にできるように動きます。
【胸を広げる呼吸と背筋の曲げ伸ばし】
椅子に座っていても、立っていてもできる呼吸法です。肩甲骨周りが凝っているようなとき、胸が息苦しい時など、行ってみてください。
- 浅く椅子に腰かけます。
- 身体の前で指を組み、息を吸って両腕をまっすぐに胸の高さまで持ち上げます。
- 息を吐いて、背中を後ろに突き出しながら、お腹を凹めて頭を腕の間に入れます。
- そのままの姿勢で、ゆっくり5呼吸保ちます。
- 息を吸って背筋を伸ばしながら、首を立ててきます。腕を下ろします。
- 次に、かけっこのように、肘を軽く曲げ、手も緩やかに握ります。
- 息を吸いながら、肘を後ろに引いて、肩甲骨同士を寄せるようにします。
- それと同時に、首を後ろに倒してお顔はできる範囲で天井の方を向きます。喉を良く伸ばすようにするのがコツです。
- 5呼吸ほどこの状態で呼吸を続けます。
- 5呼吸数え終わったら、首と肩の力を抜いて、休みます。
- 呼吸が落ち着いたら、あと2回ほど行い、最後はしっかりと休みます。
※満腹時、飲酒時、心拍数が高い時(入浴直後等)、高熱のある時はしないでください
※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、決して無理をせず、自己責任のもとに行ってください。
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