【11月】 風邪の種類チェック&腕を広げて深呼吸!

 

※この記事は、ヨーガ・セラピーのセッションを受けている方に毎月配布しているニューズレターのコラムの拡張版です。旬の食材の紹介や、ヨーガやアーユルヴェーダのことなど、徒然に書いています。

smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。
道内では初雪も降りましたね。みなさん、お元気ですか?
本格的な冬に備えて、これからは冷え症ではない方も、身体を温めるよう心がけましょう。

最近は熱は下がったのに咳や喉の痛みが残る風邪が長引いている方が多いようです。風邪には「冷え風邪」と「熱風邪」の2種類あります。対策も違うので、自分の風邪はどちらかを見極めることが大切!

冷え風邪特有の症状は、ゾクゾクする寒気、肩や首、関節などの痛みやこわばりです。熱っぽいけど汗をかかない、鼻づまり、さらさらした鼻水などの症状も出ます。一方、熱風邪は熱が出る、喉が腫れて痛い、粘りのある痰や鼻水が出る・・・と症状が変わります。

冷え風邪は、とにかく身体を温めて汗をかき、余分な熱を出すことを優先します。ショウガ、ネギ、青シソを温かいスープやみそ汁、お茶などと一緒に摂るといいですね。甘味には身体を温める黒砂糖がお勧めです。

熱風邪には、熱を冷ます効果の高い大根、白菜、キュウリ、トマト、柑橘類など、水分が多い野菜や果物を摂りましょう。大根おろしや白菜の漬物、柑橘系のジュースなどは手軽に取り入れられそうですね。

また、どちらの風邪も、喉が痛い時は柿やハチミツがお勧めです。風邪は初期の段階だと治りも早いものです。無理をせず、暖かくして十分な睡眠をとる。これが一番の薬かもしれません。

今月の呼吸は、腕を大きく広げる深呼吸です。胸を広げ、肩をゆるめましょう。
簡単にできる蓮の花の呼吸簡易版です。
1.椅子に座るか、力を抜いて立ちます。
2.胸の前で合掌し、息を吸いながら合掌の手を頭の上に上げて行きます。
3.息を吐きながら、合掌の手を横に水平になるまで開きます(手の平は上向き)。広げた状態で、3呼吸キープします。
4.4呼吸目で息を吸いながら手のひらを床に向け、息を吐きながら胸の前で合掌の手に戻ります。
5.以上をワンセットとして、3セット行います。
6.終わったら全身の力を抜いて、腕と肩の血流の変化や身体の感覚に意識を向けてみてください。

次は、フルバージョンです。二の腕に負荷がかかるので、肩から指先まで緩みます♪

1.胸の前で合掌します。
2.息を吸いながら、合掌の手を頭の上まであげて行きます。
3.息を吐きながら、ゆっくりと手を水平になるまで広げていきます。
1.息を吸いながら、親指から指をゆっくりと折り曲げて、拳を作ります。
2.息を吐きながら、親指を手前に腕をねじり、5呼吸キープ。
3.息を吸いながら、手首を返し、息を吐きながら、小指からゆっくりと開いてきます。
4.息を吸いながら、腕を頭の上に上げて、合掌します。
5.息を吐きながら、合掌の手をゆっくりとおろします。血流の変化、腕の感覚に意識を向けながら、5呼吸休みます。
6.以上を呼吸に合わせて3セット行います。
7.終わったら十分休息し、腕の感覚に意識を向けてみましょう。

※呼吸の数え方は、吐いて、吸ってで「1呼吸」とします。
※ポーズをキメるよりも、休んでいる時に呼吸と身体の変化を意識的に感じることが大事です。
※無理しないよう、体調に合わせて加減してください。
※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。満腹時、飲酒時、心拍数が高い時(入浴直後等)、高熱のある時はしないでください。


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