第7期ELM勇気づけ講座開催




久しぶりの開催となりました、ELM勇気づけ講座を、11月8日(土)、15日(土)の2週に渡って開催しました。今回は6名の受講者の皆さんと学びました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

ELMの内容は、アドラー心理学の中でも、もっとも生活に活かしやすい「勇気づけ」に重みを置いている内容で、自分自身を勇気づけ、それから身近な人を勇気づけるということから、「あなたの身近な人間関係をステップアップさせる12のコツ」とサブタイトルをつけています。
12のコツは、全12章に分けて講座を勧める中で、ひとつずつ学んで行きます。

イントロダクション(講座中のルール、全体の説明など)
第1章 さまざまな見方・考え方の存在を意識する
第2章 聴き上手になる
第3章 言い方を工夫しよう
第4章 感情と上手に付き合う
第5章 自分のスタイルを明確にする
第6章 セルフトークを意識する 
第7章 目的を意識する
第8章 自分の人生を引き受ける
第9章 自分の良さを再発見する
第10章 あたりまえの価値を再確認する
第11章 物事を前向きにする
第12章 勇気づけをする


前半は自分の勇気づけを始めること、後半は他者を勇気づけしていく方法へと講義を進めます。
勇気づけの基本は、

?まずは、自分の勇気づけから
?自分に対しても、他者に対しても、勇気くじきをしないこと
?周りへの勇気づけを始める

というステップで行います。
自分の勇気づけができていないと、パワー不足になったり、勇気くじきをしてしまうこともあるのです。
アドラー心理学では勇気とは困難を克服する活力と捉えています。

私が数年前に受講者としてこの講座を受講した時は、セルフエスティームを高めること、対人関係の中で自分の課題を解決していくという前向きな【勇気】を身につけるということが、原因論から目的論に自然とシフトして行くきっかけとなったことも思い出しました。自分で人生の責任を引き受けることで、今の状況を人や環境のせいにしなくなり、徐々に自尊心が上がってきます。

今、講師という立場になってみても、まだまだ学ぶところはたくさんあると感じ、それは参加者の方々との対話から生まれているように思います。対話することで私的論理を見直すきっかけになり、ライフ・スタイルを刺激することが、自分に変革を起こしていくことのように思うのです。

ともに2日間にわたって学んだ皆さん、今度は勉強会でも引き続き勇気づけを学んで行きましょう。
このたびは、ご参加ありがとうございました。


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