「もやし」の正体!?




smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。
増税対策として節約おかずの素材ナンバーワンにも選ばれている「もやし」。実は「もやし」は植物名ではなく、豆や野菜の種子を水に浸して、発芽させた若芽の名称です。代表的な緑豆もやしをはじめ、最近話題のスプラウトや豆苗(とうみょう)なども同じ仲間です。

ちなみに写真は我が家のキッチンの豆苗です。汁ものや炒めものの彩りにさっと使えるので、いつもキッチンに常備しています。買ってきたら、袋から出して、水を張ったタッパーなどに入れると、どんどん伸びていくので成長も楽しめます。一度刈ったら、豆が浸らない程度に根が水を吸うぐらいの水を入れ、1日に1?2回水を取り替えて、5日?1週間ぐらいすると再度収穫できます。

昔は痩せた子供を「もやしっ子」などと言い、いかにもか細いイメージのあるもやしですが、薬膳ではむくみ防止野菜の代表選手でもあります。また、解毒効果もあるので、吹き出物や口内炎、膀胱炎にも効果が期待できます。一般的な緑豆もやしは、年中出回っていてお財布にも優しい野菜で、ビタミンB群やビタミンC、カリウムなどを含み、ローカロリーで身体にもありがたい素材です。

もやしのビタミンCを有効に摂るには、調理加熱時間を短くして、歯ごたえがシャキッと残る程度にすること。保存はあまりきかないので、できれば買って2日以内に食べきりましょう。水にさらすとパリッとしますが、ビタミンCが溶けだすので、できるだけ短時間で。お肉と一緒に炒めたり、茹でて韓国料理のナムルにするのもいいですね。


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