アドラー心理学研究会 第38回勉強会

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アドラー心理学研究会代表の佐高 葵月代です。 6月11日(土)第38回勉強会が、無事終了しました。初参加の方10名! 総勢34名でした。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今回は「アドラー的に考える 罪と罰」でした。 この春、子供のしつけと称して、山中置き去り事件があり、「罰」について考えさせれらえました。 アドラー心理学では、勇気づけできる人間関係においては、役割や責任の違いを認めても、人間の尊厳に違いないことを受け入れ、ヨコの関係をもとに対等の関わりを持とうと努力することを大事にしています。

ヨコの関係は、共同体感覚の下に成り立ち、相手を支配しようとしません。 相手を罰することは、縦の関係を表している、典型的な行為です。 相手を支配することで、罰する人は自己満足と承認欲求を強め、罰せられる人はさらに不適切な行動が増える可能性があります。悪循環ですね。

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グループワークでは、「これまで、あなたが誰かを罰したり、誰かから罰せられた体験」について話し合いました。 テーマがちょっと重いかなとも思ったのですが、なんだかグループワークではみなさん、楽しそうでした。(^-^;; よかったー。 その後、体験したことを、アドラー的に解決したり、対処する方法についても、話し合いました。

罰については、自分の子育てや、自分が子供の頃に受けた体験のふたつに大きく分かれました。 不思議なことに、何をして罰せられたか覚えていないものの、その時の状況や感情については、記憶していることが多いようでした。

アドラー心理学では、罰することの望ましくない5つの現象として、以下のことを提示します。

  1. 罰する人がいなければ、不適切な行動をする。
  2. 罰を与え続けると、不適切な行動が続く
  3. 罰から学ぶことはマイナスのことが多い
  4. 罰は勇気をくじく。相手を消極的であったり、依存的にする
  5. 罰を与えた人に対して、恨みを持つ

 罰するかわりにできることは、

  1. 危険な状況でない限り、不適切な行動に注目しない。
  2. 適切な行動に、勇気づけを持った態度で注目する。

いずれにしても、不適切な行動の目的のひとつは、「所属欲求」です。相手の存在を認め、強制や支配ではなく、共同体感覚を持った態度で接すること、勇気づけをあきらめないことも大事ですね。

今後の予定は以下の通りです。

第39回 7月16日(土) 中研修室2(2F)
第40回 8月13日(土) 研修室5+6(3F)
第41回 9月24日(土) 研修室5+6(3F)

下記のバナーからリンクしたページから、お申込みいただけます。
来月もみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています!


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