【6月】疲れた心身にお勧めの呼吸法

2019_Jun_imgsmaccのヨーガ・セラピスト 佐高葵月代です。5月の最高気温としては、観測史上初の34度を記録した札幌も、やっと平年並みにもどり、身体もホッとしているのではないでしょうか。暑さになれていないところで寒暖の差が大きいと、身体も心もストレスを感じ、だるさとなってあらわれることが多いようです。今月はそんな時にお勧めの呼吸法を行いましょう。

まず、身体を少し緩めてから行います。
【準備段階】

  1.  足を腰幅に開いて立った姿勢で、穏やかな呼吸を続けます。
  2. 息を吸って、右腕を耳の横まで伸ばします。
  3. 息を吐きながら、手の届きにくいところにあるリンゴを木からもぎ取るように、右手を伸ばします。このとき、肘を伸ばすのではなく、腰の下の部分(腰骨から上10センチぐらいの部分)から伸びるようにします。左足のかかとが自然に浮くようだったら、浮かせます。
  4. 伸ばした状態で5呼吸数え、その後静かに力を緩め、立った姿勢に戻ります。
  5. 左腕も同じように行います。
  6. 左右3ラウンド終わったら、足を腰幅に開いて、体全体の感覚を感じてみてください。
    ※途中で疲れを感じたら、無理に3ラウンド行う必要はありません。

【呼吸法】

  1. 椅子か床に座るか、仰向けになります。椅子に座っている時は、背筋と首筋を伸ばします。
  2. 片手をお腹に、もう片手を胸かお腹にそっと当てます。
  3. 手を当てた所に意識を集中して、楽な呼吸を続けましょう。身体が緩やかに動くのを感じながら、20呼吸ほど数えます。
  4. 終わったら手をはずして、元の位置に戻します。
  5. 手を当てていたところの、感覚がなくなるまで、そこから意識を離さず、しばらく呼吸を続けます。身体は緩やかに呼吸を続けているのを感じてみましょう。
  6. 手を当てていた感覚がなくなるのと同時に、ネガティブな感情などが薄れて行くのをイメージしてみます。
  7. 手を当てていた感覚がなくなったら、ゆっくり目を開けて、普段の生活に戻ります。

※実習は決して無理をせず、自己責任のもとに行ってください。
※呼吸と身体の変化を意識的に感じることが大事です。


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