smaccのヨーガ・セラピスト 佐高葵月代です。暑さ本番、寝苦しい日もありますが、この時期はふくらはぎを冷やしすぎないよう、気をつけましょう。朝起きて、一晩中、扇風機の風が膝から下に当たっていて、下半身が冷えているという方、いませんか?
ふくらはぎの血行が悪くなって、朝のだるさを引き起こすこともあります。冬だけでなく、夏も足首の曲げ伸ばしのアンクルベンディングを、実践してくださいね。
さて、夏バテ防止やだるさ解消のためには、背中や胸を開くポーズがお勧めです。今月のラクダのポーズ(簡易版)は、肩周りを大きく動かすので、肩や背中のコリを取り除きます。また、内臓の血流を促すので、毒素の排せつにも期待できます。夏に代謝が下がる方は、ひとつひとつの動作を呼吸にしっかりと合わせて、ゆっくり丁寧に動き、身体の内側の声を聞きましょう。
- 膝立ちになって、膝の間は腰幅に空けておく。
- 足の指を立てて、右手で右足のかかとをしっかりとつかむ。
- 息を吸いながら、左手を正面からゆっくり上げていく。
- を吐きながら、目線を右のかかとに落としていく。
- 上げている手は高く上に、かかとの手は下に固定するよう、身体を良く伸ばす。
- お尻の筋肉にグッと力を入れて、股間を少し前に出すようにする。
- この状態を保ち、5呼吸を数える。
- 数え終わったら、息を吐きながら顔を正面に戻し、左手をゆっくり下ろす。
- かかとの手をはずして、腕をだらんと下げたまま、膝立ちで5呼吸休んでから、逆側も同じように行う。
- 左右を1ラウンドとして、3ラウンド行う。
- 終わったら、仰向けのリラックスのポーズになり、十分休息する。
※背中と肩が、緊張と弛緩を繰り返した感覚を味わいます。
※腰痛の方は、加減して行ってください。
※すべての動作は、体調に合わせて、自己責任のもとに行ってください。
※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。当方では責任を負いかねます。
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