【1月】 首筋伸ばして、全身スッキリ


 

※この記事は、ヨーガ・セラピーのセッションを受けている方に毎月配布しているニューズレターのコラムの拡張版です。旬の食材の紹介や、ヨーガやアーユルヴェーダのことなど、徒然に書いています。

smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2014年も雪が盛りだくさんで幕開けしました。
雪かきにいそしむ毎日が続いていますが、みなさん、いかがお過ごしですか?

この時期は肩こりや腰痛を抱える方も増えてきます。なかなか改善しない原因は、寒さによる血行不良もありますが、雪かきのように日々同じ体勢で重い雪を持ち上げたり、運んだりするによる筋肉痛から疲労になることも挙げられます。

ヨーガ・セラピーではこれらの症状改善のための、肩回しや腰のねじりをする前に、首筋を伸ばすことを意識して行います。意外や意外、この首筋伸ばしをするとしないとでは、伸び方に違いが出てくるのです。

ヨーガのセッションが終わると、身体全体の「つながり」が意識できる方が多いですね。身体のどこかにコリを感じたり、詰まりを感じる時は、その場所だけではなくて、全体を徐々に伸ばすことで、よりスッキリ感が実感できるのです。

ただし、首はとてもデリケートです。勢いをつけて捻じったり、力任せに抑えたりしないよう気をつけましょう。呼吸に合わせて、ゆっくり3?5分程度、時間をかけて伸ばします。
軽く腹式呼吸をして、呼吸を整えてから行いましょう。心と身体に、今から始めますよ、という合図です。

1.息を吐きながら、右の耳を右肩につけるように、ゆっくりと横に頭を倒し、左の首筋を伸ばす。この時、右肩が上がらないように。倒した状態で、5?10呼吸数える。
2.息を吸いながら、ゆっくりと頭を正面に戻す。
3.同じ要領で、今度は頭を左に倒し、右の首筋を伸ばし、5?10呼吸数える。
4.頭が正面に戻ったら、今度は頭を前に倒して、首の後ろを伸ばし、5?10呼吸数える。
5.頭を正面に戻し、今度は頭を後ろに倒し、喉を伸ばすようにする。
6.前後左右終わったら、楽な姿勢になって呼吸を整える。

首筋を伸ばすことで、肩の凝りや背中の張りも楽になることもあります。
身体のつながり、ネットワークを感じる第一歩の呼吸法、ぜひやってみてくださいね。

※途中、せき込んだり、呼吸が苦しくなったら、楽な姿勢になって、無理をしないようにしましょう。
※いかなるヨーガの呼吸法も、満腹時、飲酒時、心拍数が高い時(入浴直後等)、高熱のある時はしないでください。


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