みなさん、こんにちは。smaccのヨーガ・セラピスト佐高 葵月代です。北海道の初夏の野菜と言えば、アスパラガスですね。今年は大雪の影響で、少し生育が遅いそうです。
原産地はギリシャで、江戸時代に鑑賞用としてオランダからやってきました。食用としては明治時代になってからのようです(以上参考:ウィキペディア)。アスパラに含まれるアスパラギン酸はアミノ酸の一種で、疲労回復を促進します。また、体内の余分な熱を冷まして炎症を抑える効果や、利尿作用があり「むくみ」を取ったり、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があると言われています。根本より穂先に栄養が多く含まれます。
アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カパの3つのドーシャを鎮静させる食材として勧められています。
茹でても焼いても揚げても美味しいアスパラは、豊富なビタミン類が流出しないよう短時間で茹でる、加熱するのがコツ。
【簡単レシピ1】鶏肉とアスパラの炒め物
我が家の定番中の定番。良質のたんぱく質を含む鶏肉と合わせると、免疫力UPの効果も期待できます。
- オリーブオイルで鶏肉と刻んだニンニクを炒める。
- 肉に火が通ったら、固めに茹でたアスパラを加える。
- 仕上げにギー(またはバター)少々と塩で味付けを。
※細めのアスパラは、茹でずにそのまま炒めます。シャキっとした歯ごたえと、アスパラの香りが楽しめます!
【簡単レシピ2】アスパラお粥
消化力が落ちて疲れたときに、絶対おすすめのアーユルヴェーダのメニューです!
- 軽くお茶碗1杯の白米は、たっぷりの水を入れて火にかける。
- 沸騰したら、クミンシードひとつまみ、塩少々を入れて弱火でお粥にする。
- 仕上がる2分前ぐらいに、粗みじんにしたアスパラ2本を入れて火を通す。
- アスパラに火が通ったら、仕上げにギーを少し入れて、ひと混ぜしてできあがり。
※「ギー」とは?⇒こちらをご覧ください。
【簡単レシピ3】アスパラのピクルス
たくさん作っても、あっという間になくなってしまう定番の副菜です。
- アスパラは食べやすい大きさに切り、塩を入れたお湯で固めに茹でる。
- 茹であがったら、熱いうちにピクルス液(レモン汁、ハチミツ、塩を混ぜたもの)に漬ける。
- 粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やして3日間保存可能。
生のアスパラは、濡らした新聞紙にくるんで、牛乳パックやペットボトルの上部を切ったものに、立てて冷蔵庫に入れて保存しましょう。鮮度が落ちやすいので、早めに食べきりましょうね!