【2月】寒さで縮んだ身体を伸ばそう!

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smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。さっぽろ雪まつりが近づいてくると、いよいよ寒さも本番、という気がします。お正月は少なかった雪も、それを取り戻すかのように積雪量が増えました。写真は2008年の雪像です。古い写真ですが、札幌に住んで初めての冬に見に行った時の感動を思い出します。大きさと精巧さに、思わず寒さを忘れて立ち尽くしました。今年の第67回 さっぽろ雪まつりは、02月05日(金)~02月11日(木)まで開催されます。

寒い時期は鍋料理が食卓に登場する機会が多いのではないでしょうか。我が家では昆布だしの鍋をよく作ります。だしをとった後の昆布は、刻んで保存袋で冷凍保存をして、ある程度量がたまったら、薄味の佃煮にします。

昆布は私たちの食文化に深く根付いてますが、その消費量について調べてみました。2014年に都道府県民1人が1年間に消費した昆布の量のベスト3は、1位 山形県、2位 富山県、3位 福井県でした。ちなみに北海道は21位でした。

薬膳では、昆布に含まれるヨウ素が、新陳代謝を活発にして水分の代謝を促す効果があるとされています。また、身体の熱を冷ましたり、結石やリンパ腫などの「しこり」を解消する作用があります。ただし、昆布は冷やす食材なので、妊婦や身体が冷えやすい方は、摂り過ぎに注意です。

今月は、寒さで縮こまった身体を伸ばす呼吸法です。身体全体を伸ばすので、起きがけや寝る前にお布団の中でもできます。立って行う時は、足を横に伸ばし、腕は斜め上に伸ばすようにして引きあうとよいでしょう。

  1. 仰向けになって両足をそろえ、両腕をバンザイするように頭の向こうに上げて、両手のひらを合わせる。
  2. 指先と足先で縦に身体をグーッと伸ばす。呼吸は緩やかに保つ。
  3. この状態で、ゆっくり10呼吸ほど数える。
  4. いったん引きあう力を緩め、手のひらを離す。今度は、右腕と左足で身体を対角線上に引きあい、10呼吸ほどキープ。
  5. 力を緩めてから、今度は左腕と右足で引きあい、10呼吸ほどキープ。
  6. 力を抜いて、リラックスのポーズで休みながら、血流やエネルギーの変化に意識を向ける。

1回でもスッキリしますが、3ラウンドぐらい行うと、身体全体に活力が満ちてくるような感覚があります。呼吸の深さの変化などにも意識を向けてみましょう。

※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。満腹時、飲酒時、心拍数が高い時(入浴直後等)、高熱のある時はしないでください。


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