【1月】冷え性に負けないために

【smaccが毎月1回発行している、ヨーガやマインドフルネスの健康法、薬膳やアーユルヴェーダ、季節のメニュー情報をお届けするニューズレターです】

smaccのセラピスト 佐高葵月代です。令和6年能登半島地震ならびに、羽田空港航空機火災で被災したみなさまに心よりお見舞い申し上げます。みなさまの心身と生活が、一日も早く調和を取り戻されますよう、心よりお祈り申し上げます。

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みなさん、明けましておめでとうございます。
年末年始は、いかがでしたか? 札幌は例年になく雪かきをせずに過ごせました。寝正月までとはいかずとも、朝のスタートに雪かきという重労働がなくて、のんびりした数日を過ごすことができました。

さて、今月は冷えを知り、対策をするためのヨーガのポーズをご紹介します。冷えは貧血や心臓疾患、月経痛や膀胱炎の原因にもなります。改善することで免疫力も上がってきます。冷え症には2つのタイプがあります。

ひとつは「気虚タイプ」の冷え。中医学で「陽気」には「熱、温、乾、積極性」を表します。この陽気が足りないことで、手足の冷えだけではなく、疲労感、風邪をひきやすい、頻尿などの症状も出てきます。この気虚の冷えには、羊肉、海老、もち米、山芋、豆類や豆製品、ネギ、ショウガ、シナモン、リンゴなどが効果的。

もうひとつは血行不良により起こる冷え「お血(けつ)」タイプの冷えです。血行が悪くなることで末梢血管まで十分な血液が届かず、手足など末端が冷えます。慢性的な肩や首のコリ、関節や腰痛生理痛などの痛みを伴うことが多いです。血行を良くし温める作用のある食材を取りましょう。主食は玄米がお勧めです。青背の魚、タマネギ、ニラ、ニンニク、ショウガ、黒きくらげ、黒酢などを組み合わせたメニューを取り入れてみましょう。。

今月は、膝立ちで腿を強くするポーズを行います。椅子のポーズよりも膝に負担をかけずに、腿を鍛えることができます。

  1. 膝の間は腰幅にして膝立ちになります。足の指は立てないように。
  2. 両腕をまっすぐ前習いし、手のひらは下に向けます。
  3. 息を吐きながら斜め後ろに身体を倒します。この時、反らないように気をつけて。
  4. お尻に力を入れすぎないようにし、おへその下に意識を向けて5~10呼吸キープ。
  5. 息を吸って2に戻り、息を吐いて腕を下ろして5呼吸休みます。
  6. もう1度行いましょう。終わったら仰向けになりで休息します。腿や背中の脱力感を感じてみましょう。

※お尻の筋肉に力を入れないよう意識しましょう。
※首や背中を反らせないように気をつけましょう。
※身体の声に耳を傾け、自己責任のもとに行ってください。

Seasonal Food & Recipes

今月お勧めの食材は、にんじんです。

にんじんは胃を丈夫にし、消化を助ける作用があります。薬膳では気を補い、肝機能を高め、目の症状に有効とされています。にんじんの主な栄養成分はβ-カロテンです。大量の酢と一緒にニンジンを食べると、酢がβカロテンを分解してしまうため、注意が必要です。β-カロテンは、眼精疲労や乾き目など、目に良い働きがあると期待されます。目を酷使している現代人には欠かせない野菜ですね。

βカロテンは油に溶ける性質があるため、油で炒めて加熱して食べると、吸収が良くなります。ニンジンを蒸して(レンチンしてもOK!)、マッシャーなどで潰して、オリーブオイルで香り出ししたクミンシードを混ぜると、マッシュにんじんになります。塩コショウで味を調えて、ディップとしてパンやクラッカーに塗ったりするとおいしいです。

過去にご紹介した、にんじんを使ったレシピはこちら!

日持ちするものもあるので、まとめて作って、ちょこちょこ食べたいですね!


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