第12回日本ヨーガ療法学会 in 岐阜県多治見市

7月4日、5日にわたり、第12回日本ヨーガ療法学会研究総会が、岐阜県多治見市のセラミックパークMINOで開催され、参加してきました。緑深い山を背にした会場は、マイナスイオンが溢れる癒しの空間でした。
※写真は翌日の新聞に掲載された記事です。クリックで拡大します。

今回のテーマは「脳科学から見るヨーガ療法 ?心とからだの若返り?」です。
参加人数は1300人を超える大盛況。講演者の先生方も素晴らしい内容で、とても勉強になりました。
今回は脳科学がテーマなので、うつ病や認知症、そして脳の機能に注目した講演が中心です。
講演いただいた先生方のラインナップは次の通り。

特別講演 島田裕之先生
「運動による認知症予防の可能性」

大会長講演 木全信之先生
「口腔から見たヨーガ療法」

招待講演
南カリフォルニア大学神経科臨床教授
ヴィンセント・フォーテネイス博士
「認知症にならないための決定的予防法」

特別講演 牛田享宏先生
「運動器を動かさないことによる慢性病のメカニズムと疫学」

特別講演 間野忠明先生
「QOLを支える自律神経」

南カリフォルニアから来てくださったヴィンセント・フォーテネイス先生は、ご自身のお父様が認知症だったこともあり、研究に対する思い入れもひとしおだったようです。

短い時間でしたが先生とお話しする機会があり、私の母もアルツハイマーであることを伝えると、「アルツハイマーは恐ろしい病気です。劇的に改善する可能性は今は少ないけれど、進行や発症を遅らせることはできる。運動や食事に留意して、諦めずに続けることが大事」と語ってくださいました。

フォーテネイス先生の『認知症にならないための決定的予防法—アルツハイマー病はなぜ増えつづけるのか』は、認知症の介護に携わる人以外にも、40代以降の方にはぜひ勧めたい内容です。認知症が爆発的に増えている日本では、生活習慣病と同じくらい、認知症も予防の知識を身につけることが大事だと思いました。

ポスターセッションは300題近い数が発表され、短い時間ではとてもすべてを聞いて回れないほど、充実していました。年々ポスターの内容もグレードアップされ、そして症例の内容とヨーガ療法での取り組みも一層質が向上しているのを感じます。未病を予防したり、病後の経過を改善させるヨーガの可能性を、強く感じた内容が多かったです。

学会全体の感想です。
「アンチエイジング」は美容ばかりが取り上げられている風潮がありますが、脳年齢を若々しく保ったり、活き活きと生きるライフ・スタイルもとても大事です。人生後半に差しかかった今、今回の講演を聴いて、自分の心と身体の健康に責任を持てるのは自分だけだと、あらためて感じました。そして「アンチ」ではないエイジングを楽しんで生きたいなぁとも思いました。

私のヨーガ・ライフに一石を投じてくれた今回の学会に感謝しています。本当に素晴らしい学会でした。
学会の実行委員のみなさん、そして取りまとめてくださった大会長の木全信之先生には、心から御礼申し上げます。
みなさん、お疲れ様でした。

来年は5月8日?10日まで神戸で開催されます。日本ヨーガ療法学会、日本アーユルヴェーダ学会、日本健康促進医学会との合同開催です。「見直される伝統医学の本質的効果」が開催テーマとなります。
ヨーガ療法学会のテーマは「ガンと向き合うヨーガ療法の可能性」です。

来年も楽しみです!


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