アドラー心理学研究会 第23回勉強会

アドラー心理学研究会代表の佐高葵月代です。
3月21日(祝・土)、アドラー心理学研究会第23回目の勉強会を無事終了しました。今回は初参加の方8名を含み、34名+私で勇気づけを学びました。
今回は参加者最高人数を更新しました! たくさんのご参加、ありがとうございました。

今月は「自尊心を上げる生き方」というテーマで、前半講義、後半はワールドカフェで「自分や身近な人の自尊心はどうやって上げていくか」をテーマで対話をしました。
ワールドカフェは、4人(or5人)でグループとなり、ひとつのテーマで対話をして、いったんグループ変えて同じテーマで対話、そしてまた元のグループに戻ってきて、再度同じテーマで対話するという形式です。

ひとつのテーマでの対話でも、グループが変わると気づきや深まりが変化して、元のグループに戻ってから、より深い対話ができるような気がしています。
見ている私もワクワクが止まらないほど、対話が盛り上がっていくパッションを感じました。

ところで自尊心とはどのようなものでしょうか。よく「あの人は自尊心が低い(高い)」と言ったりしますが、どんなときにそのように感じるのでしょう? そして自分自身の自尊心は低いのか、高いのか?

アドラー心理学では、自尊心をとても大切に扱います。
自尊心とは、自分としても誇りに思い、他者からも充分に認められていると感じる心の状態です。
そして自分を大切に思い、ありのままの自分に自分にOKと言えることです。
自尊心は、すべての人に備わる価値と言えます。

自尊心は、幼少時代から発達した私たちの信念、概念、態度、感情、行動の結果として、私たちの内側に作られた力です。言い換えればそれは、私たちが、自分や他者、人生をどのように見るかということに一致する(肯定的/否定的)影響であるともいえます。

つまりライフ・スタイルに影響を受けるもので、それにより高くなったり低くなったりするのです。
自尊心のレベルが低いとき、人生において心理面、社会性、仕事、対人関係、精神的な強さなどが低迷し、自ら可能性を求める機会や創造性が減少することもあるでしょう。

このようなとき、環境や他者のせいにする前に、自己批判の声に耳を傾けてみましょうというのが、ひとつの提案でした。自己批判とは、自分自身のセルフトーク(インナートーク、内言ともいう)のことです。
今の自己批判を、よりポジティブで現実的な新しい自己認知と置き換えること=ライフ・スタイルを変えていくことに繋がります。

グループごとに、テーブルに敷いた模造紙に、たくさんのアイデアや気づきを書き込んでもらいました。
私は司会として各テーブルを回っていたのですが、どのテーブルにも参加したくてしょうがありませんでした。
このような時は、司会の辛いところです(笑)。 今回の結果を元に、次回以降の勉強会にも展開していけるような構成にしていきます。

勉強会後は、すすきのにある「豪快居酒屋 舟盛屋」にて交流会を開催しました。15名参加。
みなさん、しゃべりつくして喉が渇いたこともあり、飲み物が進みました。(^-^)

次回以降の勉強会のスケジュールは以下の通りです。
場所は、いずれも「ちえりあ」で行います。
第24回 4月18日(土) 13:30〜16:30 研修室5+6
第25回 5月23日(土) 13:30〜16:30 中研修室2
第26回 6月20日(土) 13:30〜16:30 中研修室2

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