【7月】巡りの良い身体へ

smaccのセラピスト佐高葵月代です。梅雨のない北海道と言われますが、蝦夷梅雨のようなお天気が続きます。夏空が待ちどおしいですね。みなさん、お元気ですか?

湿度が高い日が続くと、冷たい食べ物や飲み物につい手が出てしまいがちですね。ほてっているときや、大量に汗をかいているときは、水分を補給して身体を冷やすことも大事なのですが、日ごろから水分の巡りをよくするケアも大切にしましょう。夏になると、だるくなったり、むくむという方は特に注意が必要です。今月は、先月に引き続き鼠径(そけい)部を意識したポーズを行います。リンパや血液の巡りを促すことで「むくみ」の改善を、骨盤周辺と股関節ほぐすことで、生理前後の不快な症状の緩和も期待できます。先月行ったポーズと併せて行うことで、全身のストレッチにもなります。ぜひ、覚えてやってみてくださいね。

  1. テーブルポジション(四つん這い)から、左膝を左手の内側に入れ、左足のかかとにお尻を乗せます。右足は後ろにまっすぐ伸ばし、右側の鼠蹊部をマットにつけるようにして、5呼吸数えます。この時、けっこうしんどいと感じたら、ここで終了します。
  2. 余力がある方は、上半身をゆっくり左側にねじります。左肩越しに目線を右のつま先に向け、息をゆっくり吐きながら右の鼠蹊部の伸びを深め、5呼吸数えます。
  3. 上半身を正面に戻してから、テーブルポジションに戻り、ポーズを解きます。
  4. 反対側も同様に行います。終わったらリラックスのポーズ(シャバアーサナ)でしっかりと休みましょう。

※膝や股関節が痛い方は無理をしないでください。
※身体の声に耳を傾け、自己責任のもとに行ってください。

Seasonal Food & Recipes

八百屋の店先に、夏野菜がたくさん並ぶようになりました。今月の旬の食材は「ゴーヤ」です。ゴーヤの生産量は沖縄がダントツ1位で、全生産量の約40%を占めています。2位が宮崎県、3位が鹿児島県と続きます。実はゴーヤは私が好きな野菜ベスト3に入るほど。食べるようになったのは大人になってからですが、あの独特の苦みのとりこになりました。なので、夏はあれこれゴーヤ料理を作って食べています!

ゴーヤの原産地はインド東部で、その後は中国経由で日本に入ってきたと言われています。ゴーヤの苦味成分には、健胃効果があり、食欲が落ちがちな夏にはお勧めです。また、キュウリやトマトと同様に身体を冷やす働きがあります。
ただし、身体を冷やしてはいけない生理中や、妊婦さんは控えめに。他にも、コレステロールや血糖値を下げる効果もあるとされています。アーユルヴェーダでも、糖尿病の方にはお勧めの食材です。
ご参考までに、我が家で作るレシピをいくつかご紹介します。

  • インド料理では、オリーブオイルでゴーヤとココナッツファインを炒め、クミンやコリアンダーなどのお好みのスパイスを加え、ココナッツミルクと塩で味付けをするものがあります。この時のココナッツミルクは、粉を水で溶いて使うと水っぽくなりません。カレーに合うおかずです!
  • 薄めに切って醤油で味付けをして、鰹節をかけるだけの簡単チャンプルー。こちらは、そうめんのあてにお勧め。
  • 5ミリぐらいの厚さに切って、軽くゆでてからピクルスにするのも食べやすいです。ニンジンやカリフラワーなどと一緒に漬け込みます。
  • 多少手間はかかりますが、ゴーヤの種を干してから素揚げにして塩をかけると、おつまみになります。
  • 薄切りにして、玉ねぎや干したサクラエビと一緒にかき揚げにして、塩でいただくのも絶品です。

苦みが苦手な方の調理のポイントとしては、薄く切って加熱すること、中の種とワタをしっかり取る、この2つです。
ちなみにゴーヤのイボイボは、水分を蓄えているのだそうです。環境により水が足りなくなった時の貯水庫なんですね。新鮮なものはイボがしっかりしていますので、選ぶ時の目安にしてくださいね。


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