【smaccが毎月1回発行している、ヨーガやマインドフルネスの健康法、薬膳やアーユルヴェーダ、季節のメニュー情報をお届けするニューズレターです】
こんにちは、smaccのセラピスト、佐高葵月代です。1月は寒かったものの、雪の少ない日が続いていましたね。しかし、月末からの雪が一気に降り積もり、身体がこたえている方も多いのではないでしょうか。皆さん、雪道での転倒には十分お気をつけくださいね。
今月のヨーガクラスでは、膝に負担をかけない「ハサミのポーズ」を実習します。腿を鍛えるポーズといえば、椅子のポーズやZのポーズを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、膝に痛みがあるときは避けた方がよいですね。ハサミのポーズは仰向けで行うため、膝への負担が少なく、安心して取り組めます。雪道をしっかり歩くためにも、腿の強化をしていきましょう!
【ハサミのポーズのやり方】
- 仰向けになり、両足をそろえて90度まで上げます。
- 息を吐きながら、ハサミのように足を横に広げます。
- 息を吸いながら足を閉じ、足首同士を重ねます。
- 2と3を1セットとし、10回ほど繰り返したら休息しましょう。
※動作をゆっくり行うと、腿への負荷が高まり、トレーニング効果がアップします。
※腰に違和感を感じる場合は、腰の下にタオルを敷いて行うと快適です。
※無理をしないよう、回数などは体調に合わせて加減してください。
寒い季節こそ、体をいたわりながら無理なく動かしていきましょう。
Seasonal Food & Recipes
今月は元気が出るこの果物です!
レモンというと夏のイメージがありますが、実は国産レモンの旬は冬なのです。特に露地栽培のレモンは、10月から翌年5月頃にかけて収穫されます。生のレモンが手に入らないときでも、市販の100%レモン果汁を使えば、手軽にレモンの風味を楽しむことができます。
レモンの魅力といえば、何といってもあの爽やかな香り。リフレッシュ効果が高く、気分をすっきりさせてくれますね。アロマ効果としても知られ、ストレス解消にも役立つと言われています。また、薬膳の考え方では、気の巡りを良くし、疲労回復をサポートしてくれるとも言われています。
アーユルヴェーダでは、「レモン白湯」が薦められています。白湯はもともと胃腸を温めて働きを良くし、デトックス効果が期待できる飲み物ですが、そこにレモンを少し加えると、腸の動きが活発になり、便秘の解消にもつながるとされています。
作り方は簡単です。
・約200mlの白湯に、レモン汁を5滴から最大でも大さじ1杯程度加える。
・酸味が気になる場合は、白湯が40度くらいに冷めてからハチミツを少し加える。
また、食欲がないときには、ティースプーンに塩、レモン汁、ショウガのしぼり汁を少量のせて、食前に摂るのがおすすめです。塩は、血圧が高めの方は岩塩、低めの方は海塩を選ぶと良いでしょう。
レモンが好きで、以前は青いレモンを使って塩レモンを作っていましたが、発酵に時間がかかるため、最近はレモン塩麹をヨーグルトメーカーで作っています。簡単にできるので、興味がある方は試してみてくださいね。
レモン塩麹
◎材料
乾燥麹:100g
塩:50g
水:130~150cc
無農薬の国産レモン:1個 (約120g)
◎作り方
- レモンはしっかり洗って皮をむく。皮は細切りにし、果汁は絞っておく。
- ヨーグルトメーカーのボトルに水と塩を入れて良く溶かす。
- 2に乾燥麹とレモンの皮を入れてよく混ぜる。
- 60℃にセットしたヨーグルトメーカーで、9時間加温する。間に2~3回ほどかき混ぜる。
- 仕上がったら、最後にレモン果汁と果肉(しぼった後に残っている果肉をこそげ落としたもの)を加えて良くかき混ぜる。
マヨネーズと和えるとレモンタルタル風に! ポテトサラダの味付けにも良いです!
唐揚げの下味に使うと、風味が爽やかになります。ドレッシングなどにもお勧め!
※冷蔵庫で1か月ほど保存可能です。
※果汁を先に入れると団子状になるので(@_@;)、最後に加えましょう。