【1月】 雪かき前後に、ラクダのポーズ

 

※この記事は、ヨーガ・セラピーのセッションを受けている方に毎月配布しているニューズレターのコラムの拡張版です。旬の食材の紹介や、ヨーガやアーユルヴェーダのことなど、徒然に書いています。

smaccのヨーガ・セラピスト 佐高 葵月代です。
新しい年を迎えました。みなさん、今年もどうぞよろしくお願いします。
この1年も健康に恵まれた毎日になりますように!

暮れから急に風邪やインフルエンザが流行りだして、冬休みは寝込んでしまった方、いらっしゃいませんか?
この時期は、とくにお腹周り(胃腸部分)を意識的に温めることが大事です。温めるだけでも、冷えから来る便秘や、免疫力低下を防ぐことができます。病気は対処も大事ですが、予防が一番です。

さて、お正月早々、雪かきでスタートした方も多いのではないでしょうか。雪かきは肩や腰に負担がかかる作業ですが、首から腰までを緩める準備運動をすると、コリや疲れの予防になります。今回ご紹介するラクダのポーズ(簡易版)は、雪かき前にも、終わった後に行うのもお勧めです。雪かきをする前に身体を温めることで、動きも滑らかになります。雪かき後は汗がおさまってから、クールダウンのつもりでやると良いでしょう。

この呼吸法は、肩周りを大きく動かすので、肩こり予防や背中のコリを取り除きます。また、内臓の血流を促すので、毒素の排せつにも期待できます。
ポイントは、ひとつひとつの動作に呼吸をしっかりと合わせること。ゆっくり丁寧に動きましょう。

1.膝立ちになって、膝の間は肩幅に空けておく。
2.足の指を立てて、右手で右足のかかとをしっかりとつかむ。
3.息を吸いながら、左手を正面からゆっくり上げていく。
4.息を吐きながら、目線を右のかかとに落としていく。
5.止まったところで、5呼吸を数える。
6.数え終わったら、息を吐きながら顔を正面に戻し、左手をゆっくり下ろす。
7.かかとの手をはずして、腕をだらんと下げたまま、膝立ちで5呼吸休んでから、逆側も同じように行う。
8.左右を1ラウンドとして、3ラウンド行う。
9.終わったら、仰向けのリラックスのポーズになり、十分休息する。

※呼吸の数え方は、吐いて、吸ってで「1呼吸」とします。
※ポーズをキメるよりも、休んでいる時に呼吸と身体の変化を意識的に感じることが大事です。
※背中と肩が、緊張と弛緩を繰り返した感覚を味わいます。
※腰痛の方は、加減して行ってください。
※無理しないよう、体調に合わせて加減してください。
※いかなるヨーガの呼吸法やアーサナ(ポーズ)も、自己責任のもとに行ってください。満腹時、飲酒時、心拍数が高い時(入浴直後等)、高熱のある時はしないでください。


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